【クラウドファンディング casanell Project 通信】

https://casanell.com/projects/view/12
casanellで、NPO法人壱木呂の会さんのプロジェクトがスタートしました!

”分根法による優良苗の生産技術と植栽管理方法を本として出版し、国産漆の窮状改善に貢献したい”

壱木呂の会さんは、1997年、国産漆の需要が減り、漆掻き職人が減り続けていくことに、危機感を感じていた17名の漆作家が、先ず需要面で漆掻きの仕事を守りたいと考えてスタートした団体です。

いきなりですが、現状、ウルシの木から漆をかく(漆液を採取する)までに、どれくらいの期間がかかるかご存知でしょうか?

10年以上育てなければならないのです。その長い期間育てるために、労力、熱意も必要ですが、育った1本の木から取れる漆液もわずかな量(牛乳瓶1本分程度)なのです。

今、日本では、2015年から文化財の修復に国産漆を使用する動きがあり、2018年以降、国産漆が不足する事態となっています。

この現状に対して、壱木呂の会さんが新たな取り組みで、国産漆の窮状を改善しようと立ちあがりました。

従来より1.5倍~2倍の漆液が採取できる優良品種を作り育てるノウハウを持つ、ウルシ生産の第一人者である神長正則氏の分根法の技と植栽管理の方法を取材、記録し取りまとめ、1冊の本として出版し、この現状の改善に貢献しようとしています。

 

理事長の本間様から、プロジェクトの話を最初に伺った時のコメントが、とても素晴らしく感銘をうけましたので、ご紹介します。

各地の漆生産者が地元の特徴ある優良木を分根法により増産し、より地域性豊かな漆の増産を行うことに、私たちが何か貢献することができないと考えてスタートしました。

この活動は、産地を超えて貢献する、日本各地の個性豊かな漆を応援する、日本の工芸の未来を担うプロジェクトなのです。

 

さあ、この注目プロジェクトを実施中の壱木呂の会さんに温かい応援、支援をどんどん届けましょう!
貴重なリターン(お礼の品)もありますので是非、プロジェクトページをご覧ください。

https://casanell.com/projects/view/12

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